貯蓄税っていつからはじまる?本当にはじまるのか?走行税についても調べてみた

もうすぐ、消費税が10%に増税されますよね。そんな、増税候補に貯蓄税と走行税が上がっているのはご存じですか?また、増税って?って感じですが。そんな、貯蓄税と走行税について、いつからはじまるのか?本当に導入されるのか?調べてみました。

貯蓄税とは?

貯蓄税とは、名前の通り、貯蓄にかかる税金です。2015年に、テレビで紹介されて、ちょっと有名になりましたよね。

今はまだ、構想段階の税金で、実際には導入されていません。

構想される、具体的な内容は、

課税対象:国民一人当たり1000万円を超える預金
課税税率:毎年2%

低金利の今の時代、貯蓄税が導入されると、金利を大幅に超える税金を払うことになってしまいますね。

貯蓄税はいつから?導入される可能性は?

貯蓄税の導入は、まだ決まっていません。このまま、導入されなければいいのです。

導入されるのでは?という噂は多く飛び交っていますが、もともと、消費税増税の代案として考えられたところもあるようで、導入される可能性は低いとみている専門家の方が多いようです。

そもそも、現在も、預金につけられる利息には20%の税金がかけられています。

そこに、貯蓄税もかけてしまうと、二重課税で、税法違反になっちゃいます。

この、違法になるところを解消しない限り、導入されることはないでしょう。

貯蓄税を取り入れるメリット

この貯蓄税、そもそも、取り入れられることによって、どんなメリットがあるのでしょう?

現在、政府の統計をみると、1世帯あたりの平均貯蓄額は「1033.1万円」(平成28年国民生活基礎調査より)あるといわれています。

その、貯蓄を消費してもらうことによって、どんどん、お金を循環させてもらうことが、貯蓄税の目的です。

貯蓄だと、税金がかかるので、貯蓄に回るお金が高額な不動産や、投資などに回っていけば経済が活性化されると考えられています。

導入されることで、経済に大きなメリットがあるといわれているんですね。

貯蓄税を取り入れるデメリット

貯蓄税を導入するデメリットってなんでしょう。

貯蓄税は、そもそも、銀行に預けられている貯蓄についてかけられる税金となっています。

ということは、銀行に預けなければ、課税されないようになっているんです。

だから、タンス貯金や金庫など、手元にお金を置こうとする方が増えるといわれています。

そうなると、空き巣や詐欺などの恰好のターゲットになる可能性が高くなります。

そして、治安が悪化する可能性があると考えられています。

貯蓄税の噂とマイナンバー制度の関係

貯蓄税を調べていると、マイナンバー制度の事について合わせて書かれているところがあります。

貯蓄税の導入も、マイナンバー制度導入の時に一緒に導入されるのではと、たくさんの人が噂されていました。

そんなマイナンバー制度は、平成28年1月に制度がスタートしましたね。

どうして、セットの様に考えられていたかというと、国民一人一人に与えられる、マイナンバーと預金口座が紐づけされるからです。このことにより、政府は個人の貯蓄額などの資産を把握しやすくなると考えられていました。

だけど、現状はというと、個人の貯蓄はプライバシー等の問題から、政府といえど詳細を調査することはできないことになっています。

このことも、貯蓄税の導入にならなかった一因だと思われています。

貯蓄税対策はどうしたらいい?

まだまだ、導入される見込みのない貯蓄税ですが、もし、導入されるなら、どのように対策をとればいいのでしょう。

課税分をタンス預金にしちゃう?

それも、税金対策にはなりますが、とっても危険なのでやめましょう。

もし、税金対策をするなら、低リスクの投資に分散投資するかかな~。

外貨預金などは、元本保証がないのでちょっと不安ですよね。どちらにしろ、専門家にきちんと相談することがおススメです。

まだ、導入されるとは決まっていませんが、SNSの反応はどうなんでしょう?調べてみました。

貯蓄税に対するSNSの反応は?

一生懸命貯蓄している人には、困った話ですよね。

本当に、導入する意味の分からない税金ですよね。きちんと説明してもらわなければ、納得いきません。

お隣の国の話より、自国の話ですよね。知らない間に決まってたってことにならないよう、こちらも情報を収集しないといけませんね。

貯蓄税は、導入される見込みは少ないってわかったけど、一緒に噂になっている走行税ってどうなんだろう?と思ったので調べてみました。

走行税ってなに?

走行税は、アメリカで考え出された、車の走行距離に応じて課税される税金です。

EV車などが増えてきたことによって、ガソリン税が減少する代わりに考えられた税金だそうです。

実験的導入はすでに始まっている

そんな、ガソリン税を補う走行税は、すでに実験的導入が始まっています。実際に課税はされていませんが、自動車の走行距離のモニタリングをして、情報を収集している段階です。

そんな、走行税は、アメリカやニュージーランドではすでに導入されています。

では、そんな走行税はいつごろ導入される見込みなんでしょう?

走行税の導入はいつから?

走行税は、2018年11月ごろから、政府・与党によって検討が始められています。

政府発表によると、2019年の冬ごろから、本格的に議論を開始する予定です。

今後数年をかけて議論を行っていくそうです。

導入時期は現在では未定になっています。

ほっと一息ではありますが、こちらは貯蓄税よりは、導入される見込みが強そうです。

これからの、同行に注意ですね。

まとめ

今回は、貯蓄税っていつからはじまる?本当にはじまるのか?走行税についても調べてみました。

貯蓄税が導入される確率は低く、走行税は導入する可能性が、貯蓄税よりは高い。ということがわかりました。

知らない間に、課税されてた!ってことにならないように、しっかりと動向を見守っていきたいですね。

最後まで、読んでいただいたありがとうございました。

 

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