インフルエンザの流行の時期と型は何?予防接種の時期はココ!(2019-2020)

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急に朝晩の冷え込みが強くなって、インフルエンザの流行が心配な季節に近づいてきましたね。そんなインフルエンザの流行はいつからで、今年流行しそうな「型」は何型なんでしょう?気になりますよね。また、予防接種をうつ時期は、いつで、どのくらいに打つと効果があるんでしょう?ということで、今回は、インフルエンザ流行の時期と流行の型と、予防接種をうつ時期について調べてみました。

2019-2020流行のインフルエンザの型は?

2019-2020年シーズンは、東京都感染症情報センターのウィルス検出状況によると新型インフルエンザ(AH1pdm09)というウィルスが多く報告されています。

今シーズンは、新型が猛威をふるうのでしょうか?

ただ、インフルエンザの最も流行ると言われている時期は、12月〜2月にかけてです。これkらの、流行状況をしっかり確認していくことも大事です。

これから、インフルエンザのシーズンのピークである12月に向けて、A香港型やB型が例年より早く流行する可能性もある

インフルエンザの型は、地域によってかなりばらつきがあります。住んでいる地域や、学校、会社などで、どの型が流行っているか情報をちゃんとチェックしてそなえましょう。

地域毎に、感染症情報センターが患者数などを報告しているので、そちらもチェックしてみて下さいね。↓こちらは、山口県感染情報センターのリンクです。

インフルエンザ流行情報

2019-2020年インフルエンザ流行の時期は?

2019-2020年シーズンは、すでにインフルエンザウィルスが蔓延している地域があります。それは、2018-2019年を上回るいきおいです。

厚生労働省がまとめたデータによると2019年9月16日~9月22日のインフルエンザ患者報告者数は昨シーズンの668人を大きく超える5,716人にもなりました。

2019年10月2日現在 保育園で2件 幼稚園で10件 小学校で63件の学級・学年閉鎖の報告がされています。

今年は、いつもより流行が早いと考えられていて、インフルエンザの予防対策も早めに取りかかることが大切です。

そして、インフルエンザの初期症状に似ている症状がでたら、「まだまだ流行ってないから」と思わず、早めに医療機関を受診しましょう。

ということで、インフルエンザにかかったら、初期症状のうちに医療機関にかかることが大切です。そのために、インフルエンザの型別に初期症状をしらべてみました。

インフルエンザの型と初期症状

インフルエンザの型は、ウィルスの型で大きく分けて「A型」「B型」「C型」の3種類があります。

それぞれの、ウィルスの型によって、現れる初期症状は少し異なります。

インフルエンザの症状としてメジャーなのは、「高熱」ですが、個人の体調や体質によって症状が変わるため、必ず高熱がでるというわけではありません。熱がないから、インフルエンザではないと、自分で診断するのは控えましょう。

また、初期の症状をほっておくと、重症化しやすいので、早めに医療機関を受診して下さいね。

では、それぞれの初期症状をご紹介します。

インフルエンザのA型の初期症状

-初期症状-
・高熱
・寒気・悪寒・関節痛・頭痛・筋肉痛・倦怠感・食欲不振
・鼻水や咳など

インフルエンザA型の症状は、最初の3~4日間は高熱が続きます。その後、熱が冷めるのと同時に、鼻水や咳などの呼吸器の症状が出始め、思った以上に症状が長引く事があります。

インフルエンザB型の初期症状

-初期症状-
・高熱がでず、微熱で終わることもある
・お腹が痛くなったり、下痢になったり、消化器に症状がでやすい

A型が流行った後に、流行がやってくることが多いインフルエンザB型は、高熱が出ないこともあり、普通の風邪だと思ってしまう人が多いようです。周りでインフルエンザB型が、流行していることがわかっていたら、微熱でも病院にかかるようにしましょう。

インフルエンザC型の初期症状

-初期症状-
・高熱や関節痛などの、いわゆるインフルエンザの一般的な症状がでにくい
・鼻水・咳・のどの痛み
・4歳以下の幼児が感染することが多い
・大人は免疫を持っているため、感染しにくい

インフルエンザC型は主に4歳以下の子供がかかりやすいインフルエンザです。そして、一度、インフルエンザC型にかかると、免疫がつき、それは長期間継続されるので、大人はかかりにくいインフルエンザの型になります。

症状としては、風邪に似た軽い症状で終わることが多いです。ただ、重症化すると、高熱・下痢・腹痛・発疹などの症状がでます。

今回、インフルエンザC型を初めて知った私です。調べたら、症状が比較的軽く、普通の風邪と似ているということで、知らない間にかかってたのかも知れませんね…。

初期症状はわかったのですが、やっぱりインフルエンザにかからないのが一番ですよね。ということで、インフルエンザの予防策について調べてみました。

一般的なインフルエンザの予防策は?

インフルエンザにならない為の予防策をまとめてみました。

予防接種

インフルエンザの重症化を防ぐことができます。かかりつけの病院で、予約するのがおすすめです。

2019-2020年シーズンは、ワクチンの供給量は過去最高で、不足するという事はなさそうですが、インフルエンザが早くから流行してきそうなので、早めの接種がおすすめです。

手洗い・うがい・洗顔

手洗いは、1回を丁寧に長くではなく、2度洗いがおすすめです。

うがいは緑茶でうがいをすると、効果的といわれています。

マスクの着用

インフルエンザの流行がわかったら、できるだけ使用するようにする。マスクでインフルエンザウィルスの感染は防げないといわれていますが、マスクをすることで、鼻やのどの粘膜の乾燥を防ぐことができます。

鼻やのどの粘膜は、インフルエンザウィルスが増殖するスピードを抑えてくれる働きを持っているので、マスクで粘膜の乾燥を防げば、インフルエンザの予防になるのです。

インフルエンザにかかっている人と物の共有をしない

インフルエンザは元々、飛沫感染するウィルスです。なので、インフルエンザにかかっている人が触ったモノを共有するのは、なるべく避けた方がいいです。

室内では、適度な湿度を保つ

湿度は40〜50%に保ちましょう。

インフルエンザウィルスは、低温で乾燥すると空気中に漂いやすく感染するリスクが増えてしまいます。部屋の湿度をしっかりと保つ事によって、感染を防ぐ事ができます。

ただ、加湿器のフィルターのお掃除と、ほどよい換気は忘れないようにしましょう。

しっかりとした休養とバランスのよい食事

ストレスが溜まったり、体に疲れが溜まっていると、免疫が下がって、病気になりやすくなります。

しっかりと休養を取って、体によい食事を取ることで、インフルエンザウィルスに負けない免疫力をつけましょう。

人混みはさける

インフルエンザウィルスは主に飛沫感染すると言われています。インフルエンザにかかっている人の、咳やクシャミでもらっちゃうと言うことですね。飛沫感染は通常、2mくらいの感染力だそうです。

人混みに入ってしまうと、誰がインフルエンザにかかっているかなんて分からないので、ふとした拍子にウィルスをもらってしまうリスクは高いですよね。

また、換気の行き届いていない部屋では、空気感染をしてしまうリスクも出てきます。流行がわかったら、人混みに出かけるのは控えるようにしましょう。

といことで、インフルエンザの予防法について調べて見ました。

でも、予防接種ってどのタイミングで接種すればいいんでしょう?どのくらい効果があるかとか、気になりますよね。ということで、次はそんなインフルエンザの予防接種について調べて見ました。

予防接種をうつ時期って?

インフルエンザの予防接種って、どのタイミングで接種するのがいいんでしょう?

というか。効果って、接種してすぐに出るモノなんでしょうか?気になりますよね。

インフルエンザの予防接種は、ワクチンを接種後、効果を発揮するまで約2週間程度かかります。

つまり、2週間かけて、体の中にインフルエンザに耐える力を作るって事ですね。

そして、一度、効果が出始めると、5か月は効果が持続します。

効果は、結構長持ちなんですね!

本格的に流行し始める12月に間に合わせるには、11月中旬までには接種しておくべきです。

2019-2020年シーズンは流行が早いといわれているので、11月までには接種しておきたいところですね。

ただ、

「予防接種を受けると、インフルエンザにかかりやすい」

ってよく言われていますよね。

実は、それは、インフルエンザの予防接種の意味をはき違えているから思っちゃうことなんです。

インフルエンザの予防接種は、

「インフルエンザにかかっても重症化しない為」

に接種するものです。だから、「予防接種をうったから、かかる心配はない」と考えてしまうのは、ちょっと見当違いなんです。

実は、私も依然そんなことを、小児科の先生にぼやいて上の様にコンコンと説明されてしまいました。( ̄∇ ̄)

インフルエンザは重症化すると、肺炎や脳症を併発する可能性があります。重症化を避けるために、ちゃんと予防接種をうけることをおすすめします。

また、喘息や持病を持っている人も重症化しやすいので接種をおすすめします。

まとめ

今回は、2019-2020年シーズンの、インフルエンザの流行の時期と型は何?予防接種の時期について調べて見ました。

・今年は、すでに流行している地域もあり、新型インフルエンザの報告がすでにあがっている。
・今後、香港A型やB型が流行る可能性もあるので、情報収集をきちんとする
・インフルエンザは型によって症状が異なる。高熱が必ずでるわけではない
・インフルエンザにかかったなと思ったら、早めに医療機関に受診する
・予防法は、予防接種・マスクの着用・手洗い・うがい・洗顔など

今年も、インフルエンザのシーズンが迫ってきましたね。かからないようにしっかりと予防して、体調が悪いなと思ったら、早めに医療機関に受診しましょうね。

 

 

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